パワハラ認定の横浜市長 議会で涙ながらに謝罪 辞職は否定 自民市議団は辞職申し入れへ

職員へのパワーハラスメント(パワハラ)を第三者調査で認定された横浜市の山中竹春市長が13日、市議会の総務委員会で初めて質疑に応じた。調査報告の内容を「全て受け入れる」として繰り返し謝罪し、時には涙を流す場面もあった一方、辞職は否定した。終了後、自民党市議団は山中市長に辞職を申し入れる方針を明らかにした。

## 市長「全て受け入れる」と謝罪

山中市長が市議との質疑に臨んだのは、7日に開催が決まった市議会総務委員会の場だった。7月30日に調査報告書が公表され、市議らが開催を求めていた。報告書は、山中市長の職員への言動が「恐怖感による支配」と評される深刻なパワハラに当たると認定している。

質疑で山中市長は調査報告の内容を「全て受け入れる」と述べ、繰り返し謝罪。涙を見せる場面もあった。しかし、辞職を求める声に対しては「辞職はしない」と否定し、市政の継続に意欲を示した。

## 自民市議団は辞職を申し入れへ

質疑終了後、自民党市議団の関勝則団長は、山中市長に辞職するよう申し入れる方針を明らかにした。答弁で報告書の内容を覆すような要素がなく、市長がどう変わるのかがわからなかったことが理由という。公明党や立憲民主党の会派にも呼びかけたという。

横浜市の山中市長を巡っては、第三者委員会の調査報告書が公表された際、市議会でも「衝撃的だ」との声が上がっていた。朝日新聞は社説で「首長の資質を著しく欠く」と批判している。今後、主要会派が連携して辞職を求めるかどうかが焦点となる。市長が辞職を拒否した場合、リコール(解職請求)などの動きに発展する可能性もあり、市政の混乱が長期化する懸念がある。

## 出典

– 朝日新聞「パワハラ認定の横浜市長 市議会で涙浮かべ謝罪繰り返す 辞職は否定」 https://www.asahi.com/articles/ASV8F3PY0V8FULOB013M.html
– 朝日新聞「【どんなパワハラ?】『恐怖感による支配』横浜市長のパワハラ認定報告 議会も『衝撃的』」 https://www.asahi.com/articles/ASV7Z416XV7ZULOB00ZM.html
– 朝日新聞「【社説】横浜市の山中市長にパワハラ認定 首長の資質、著しく欠く」 https://www.asahi.com/articles/ASV872CGQV87USPT00KM.html