国際協力銀行(JBIC)は14日、日米関税合意に基づく対米投融資の第2弾として、ガス火力発電2事業に対して計約46億1000万ドル(約7300億円)を融資すると発表した。米金融大手のシティバンク、JPモルガン・チェースと協調して貸し出す。
## 米金融大手が初参加
巨額の対米投融資はドル建てで行われるため、日本の金融機関はドルの調達コストに懸念を示していた。日本政府は融資を円滑に進めるため、外国の金融機関の参入を検討していた。米金融大手の融資には日本貿易保険(NEXI)の保証を付け、損失リスクを抑えた。
第2弾はガス火力発電や次世代原発建設の計3事業からなり、事業規模は推定で最大計730億ドルとなる。米国ではトランプ政権が巨額の対米投資を促しており、日米間では5500億ドル(約87兆円)規模の投資枠組みが合意されている。
## 第1弾に続く大型投融資
JBICによる対米投融資は、日米関税合意に基づく枠組みの下で進められており、今回が第2弾となる。日本企業の米国進出を後押しする狙いがある。米国の銀行が参加することで、円滑な資金供給とリスク分散が期待される。
一方で、巨額の投融資を巡っては、日本の財政負担や為替リスクへの懸念も指摘されている。政府は今後の案件についても、外国金融機関の参加を促しながら、投資の拡大を図る方針だ。次世代原発など残る事業の融資条件や、第3弾以降の案件にも注目が集まる。
## 出典
– 毎日新聞「JBICが対米投資第2弾 米金融大手と協調し7000億円融資」 https://mainichi.jp/articles/20260814/k00/00m/020/310000c
– 日本経済新聞「対米投資第2弾、融資7300億円が決定 米シティと米JPモルガン参加」 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB068P80W6A800C2000000/
– NHK NEWS WEB「対米投資 第2弾プロジェクトにアメリカの銀行も融資へ」 https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260814de44120