ひじや肩の靱帯を修復する通称「トミー・ジョン手術」の由来となったことで知られる、大リーグ・ヤンキースの元投手、トミー・ジョンさんが米フロリダ州の自宅で亡くなった。大リーグ機構(MLB)などが16日に発表した。83歳だった。
## 通算288勝の左腕、74年に手術
MLBによると、ジョンさんは1963年にメジャーデビューし、ドジャースやヤンキースなどで89年までプレーした。左腕として通算288勝を挙げた。74年に左ひじを負傷。損傷した靱帯の代わりに別の部位の腱を移植する手術を初めて受け、復帰した。
この手術は「トミー・ジョン手術」と呼ばれるようになり、日本では村田兆治さんをはじめ、桑田真澄、松坂大輔、ダルビッシュ有、大谷翔平らの各選手も受けた。現在ではメジャーリーグで最も一般的な手術の一つとなり、多くの投手がキャリアを救われている。
## 投手のキャリアを救った先駆者
ジョンさんは手術から復帰後も長く現役を続け、46歳までプレー。手術の成功例として、その後の野球界に大きな影響を与えた。日本球界でも数多くの投手が同手術を受けていることから、その功績は「投手のキャリアを救った先駆者」として語り継がれている。
## 出典
– 朝日新聞「トミー・ジョンさん死去 投手のひじ手術の由来となった大リーガー」 https://www.asahi.com/articles/ASV8J6WS7V8JUHBI002M.html
– 読売新聞「MLB元投手トミー・ジョンさん死去、83歳…大谷翔平も受けた肘の靱帯再建手術から復帰・通算288勝」 https://www.yomiuri.co.jp/world/20260817-GYT1T00045/
– 産経新聞「トミー・ジョンさん死去 肘靱帯再建手術通称の由来 ドジャースなどで通算288勝左投手」 https://www.sankei.com/article/20260817-M76WWYIURBN6HLTWB5P2YMXV3I/