第11管区海上保安本部は16日、沖縄県・尖閣諸島周辺の排他的経済水域(EEZ)で15日午後4時50分ごろ、中国の海洋調査船がワイヤのような物を海中へ延ばしているのを確認したと発表した。海保の巡視船が日本側の同意がない海洋の科学的調査は認められないとして無線で中止を求め、調査船は15日午後10時15分ごろ域外に出た。
## 久場島の北約120キロで確認
11管によると、調査船を確認したのは久場島の北約120キロの海域。読売新聞は調査船を「向陽紅21」と報じている。日本のEEZでは3月30日以降、中国船による海洋調査とみられる特異行動が相次いでいる。
尖閣諸島周辺では、中国海警局の船4隻が機関砲を搭載した上で8日連続で周辺海域に滞在しているとみられるほか、14日には中国船4隻が尖閣周辺の領海に侵入し、海保が警告していた。中国側の海洋調査と領海接近が同時に続く状態が続いており、日本側の警戒が強まっている。
## 海洋調査を巡る対応
日本政府は、尖閣諸島を「日本固有の領土」とする立場で、中国船によるEEZ内での海洋調査には無線での中止要求や抗議を行っている。中国側は尖閣諸島への領有権主張を続けており、調査船の派遣もその一環とみられる。海保は今後も領海警備と監視を継続する方針だ。
## 出典
– 共同通信(47NEWS)「尖閣周辺で中国海洋調査か 海保が中止要求、域外へ」 https://www.47news.jp/14795919.html
– 読売新聞「中国の海洋調査船『向陽紅21』が一時、日本のEEZ内へ…ワイヤのようなものを海中にのばす」 https://news.google.com/rss/articles/CBMiZkFVX3lxTE5EV205bTJjaGt2aW5PNlQtSUR3cVFjNzdlVUdMQkRkUVYwUEhHLXZUc2dSNzI1UGxrMTdtc2ZvbWpCa0h1MDFGbW5lQzViTzVxVmVsQ2JHOHhFZnpVTjdpc2prWHQ0dw?oc=5
– 産経新聞「尖閣周辺に中国船 海警局の船4隻 いずれも機関砲搭載 8日連続」 https://www.sankei.com/article/20260816-OECGY7PVZRP77MKD67YUJDK2LY/
– 共同通信(47NEWS)「【速報】中国船4隻が領海侵入」 https://www.47news.jp/14790028.html