戦後81年の終戦の日を迎える15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京・日本武道館で開かれる。式典には参列する遺族のうち、戦後に生まれた「戦後生まれ」の割合が過去最多となる見通しだ。高市早苗首相が式辞で「反省」や「不戦の誓い」といった言葉にどう触れるかが注目される。
## 戦後生まれの遺族が過半数超か
追悼式は終戦の日の恒例行事で、全国から遺族が参列する。ことしは戦後81年を迎え、参列する遺族の世代交代が一層進む。主催者側によると、参列遺族に占める戦後生まれの割合は過去最多となる見込みで、戦争の記憶を直接持たない世代が中心となる式典となる。
式典では正午の時報に合わせ、参列者全員で1分間の黙とうがささげられ、天皇陛下のお言葉と首相の式辞が述べられる。
## 式辞の「反省」をめぐる注目
高市首相の式辞がどういう内容になるかが注目されている。戦争責任に対する「反省」という言葉は、1994年に村山富市首相が「深い反省」に言及して以降、自民党の歴代首相も式辞で踏襲してきた。しかし安倍晋三元首相は2013年の式辞で「反省」という言葉を使わず、石破茂元首相が昨年復活させた経緯がある。
高市氏は初当選から間もない1995年、衆院外務委員会で「少なくとも私自身は、当事者とは言えない世代だ。反省なんかしていないし、反省を求められるいわれもないと思っている」と語っていた。その高市氏が首相として初めて迎える終戦の日の式辞で、どのような表現を選ぶのかが焦点となる。式辞の全文と、アジア近隣諸国への姿勢を示す文言が注目される。
## 出典
– 朝日新聞「石破元首相が使った『反省』 高市首相は終戦の日の式辞でどう語る」 https://www.asahi.com/articles/ASV870TLSV87UTFK00RM.html
– 毎日新聞「15日 戦没者追悼式 参列遺族の戦後生まれが過去最多に」 https://mainichi.jp/articles/20260813/k00/00m/040/326000c