人気漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)の直近の発行部数が、平均で100万部を下回ったことが、日本雑誌協会の調査でわかった。盛期には650万部以上を発行した同誌の部数減少が、紙の雑誌の衰退を象徴的に示す結果となった。
## 4~6月平均で98万5000部
日本雑誌協会によると、『週刊少年ジャンプ』の4~6月の発行部数は平均98万5000部で、100万部を割った。客観的な数値を示す印刷証明付きの発行部数を調査・公表する方式となった2008年以来、初めてのことだ。これで、100万部を超える紙の雑誌はなくなった。
同誌は1968年に創刊。鳥山明さんの『ドラゴンボール』などを連載していた1994年には、漫画雑誌歴代最高の653万部を記録した。
## 電子版への移行が加速
部数減少の一因とみられるのは、電子漫画の普及とともに、同誌を漫画誌アプリ『少年ジャンプ+』で読む人が増えたことだ。紙の雑誌の衰退が鮮明になった格好で、同協会によると、講談社の『週刊少年マガジン』は28万1000部、小学館の『週刊少年サンデー』は12万部だった。
漫画雑誌以外では『週刊文春』が36万2000部となっている。読者の電子媒体への移行が進むなか、雑誌各社の対応が今後も問われそうだ。
## 出典
– NHK NEWS WEB「『週刊少年ジャンプ』直近の発行部数 100万部を下回る」 https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260814de44024
– 産経新聞「『週刊少年ジャンプ』100万部割れ 紙の雑誌の部数減顕著、1994年に653万部記録」 https://www.sankei.com/article/20260806-KCGYGPGJZNJAPM3DN27JRXVMUY/