H3ロケット9号機が打ち上げ成功 準天頂衛星「みちびき7号機」を軌道投入

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、日本版GPS(全地球測位システム)とも呼ばれる準天頂衛星システム「みちびき7号機」を、鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケット9号機で打ち上げ、予定した軌道への投入に成功した。軌道上のみちびきは6機となり、政府がめざす7機体制へ、あと1機となった。

## 台風で2度延期も成功

H3ロケット9号機は当初10日の打ち上げが予定されていたが、台風13号の影響で11日に再延期されていた。11日午前4時〜5時半の時間帯に打ち上げられ、みちびき7号機の軌道投入に成功した。

みちびきはスマートフォンやカーナビの位置情報の精度を高める測位衛星で、2010年に初号機を打ち上げてきた。25年末の打ち上げ失敗で5号機を失ったため、今回の7号機は軌道上6機目にあたる。政府は31年度ごろに7機体制をめざしている。

## 国際競争の中のH3

H3は日本の主力ロケットとして、国際的な打ち上げ市場への参入をめざしている。今回の成功は、民間衛星や国際プロジェクトの受注につながる信頼性を示す一歩と位置づけられる。

## 出典

– 毎日新聞「みちびき7号機の打ち上げに成功 JAXA、H3ロケットで」 https://mainichi.jp/articles/20260811/k00/00m/040/008000c
– 朝日新聞「【そもそも解説】日本版GPS『みちびき』 なぜ自前にこだわるの?」 https://www.asahi.com/articles/ASTDJ30NZTDJUTFL01DM.html
– 毎日新聞「H3ロケット9号機の打ち上げ、11日に再延期 悪天候予想で」 https://mainichi.jp/articles/20260808/k00/00m/040/129000c