「スーパーエルニーニョ」発生確率90%超 豪雨や山火事の恐れ

米海洋大気局(NOAA)は13日、南米ペルー沖で海面水温が高い状態が続く「エルニーニョ現象」の勢いが非常に強まる確率が、今秋から冬にかけて90%を超えるとの予測を公表した。1950年以降で最大規模となる確率は、今年10〜12月は69%としている。世界各地で豪雨や干ばつ、山火事などが起きやすくなる恐れがある。

## 海面水温、例年より2度程度高い

エルニーニョはペルー沖で海面水温が基準より0.5度以上高い状態が続く現象。2度以上高くなれば「スーパーエルニーニョ」と呼ばれ、世界各地で異常現象が発生する恐れがある。

NOAAによると、エルニーニョは過去1カ月で勢いを強めている。ペルー沖の赤道付近の海面水温は例年より2度程度高くなっているほか、海面下の深いところでは10度ほど高くなっている場所もある。米海洋大気局は、記録的な高温が続く中で、エルニーニョの影響が世界の異常気象に拍車をかける可能性を指摘している。

## 日本への影響も注目

エルニーニョ発生時は、日本では西日本を中心に豪雨や猛暑のリスクが高まる傾向がある。今年はすでに千葉県で記録的な豪雨による被害が出ており、今後の気象状況への影響が注目される。気象庁もエルニーニョの発生を監視しており、今後の推移が世界の天候に与える影響が懸念されている。

## 出典

– 共同通信(47NEWS)「エルニーニョ歴史的水準に 米海洋大気局が予測」 https://www.47news.jp/14791140.html
– 読売新聞「『スーパーエルニーニョ現象』発生確率90%超、豪雨や山火事が起きやすくなる恐れ…米海洋大気局が予測」 https://www.yomiuri.co.jp/science/20260814-GYT1T00216/